科目コード |
4022101 |
科目名 (英語名) |
建築設備実験 (Experiment of Architectural Environment Control Systems)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
江川嘉幸、本郷智大、堤和司 |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
講義, 実験 |
授業概要 |
【目的】
建築、建築設備に関連する基礎的事項をそれぞれの装置で実験し、現象を観察し、考察することにより知識を確かなものにする。
【到達目標】
- 単一ダクト方式による空気調和機の仕組みが理解できる。
- 排水トラップ及び通気管の役割を説明できる。
- 通気方式による排水能力影響を説明できる。
- 温熱環境の測定法が理解できる。
- 風速計により吹出し口・吸込み口やダクトの風速を測定し、風量を算出できる。
- 空気方式の空調システムや各室の風量バランスについて理解できる。
- 材料の特性、性質を理解できる。
【科目の位置付け】
建築設備分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像①と教育の重点項目③、建築環境システム科教育目標⑦に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
1回目に講義及び演習を15週にわたり行う(予備週を含む)。各班7名程度の全3班編成で実施する。各テーマを2週ずつ全6テーマ、1週の3テーマを実習する.各テーマにおいて実習後にレポートの提出を課す。
【日程】
- 第1回共通 実験ガイダンス、グループ分け、実験報告書の作成方法、考察のまとめ方
- 第2~13回 以下、2週ずつ実施する。
- 1. 材料の強度試験1
- 2. 材料の強度試験2
- 3. 排水通気実験装置による搬送性能評価
- 4. 排水通気実験装置による通気管の性能評価
- 5. 風速計による吹出し口・吸込み口の風速測定と風量の算出
- 6.スモークテスターによる各室の風量バランス確認(気流方向)
- 第14~16回 以下、1週ずつ実施する。
- 1. 材料の強度試験3
- 2. 排水通気実験装置による封水損失影響
- 3. 設計風量と実測風量の比較、及び 空調システムの原調
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成績の評価 |
【基準】
実験を通して、建築、建築設備の基礎的現象を理解し考察できること。
【方法】
全てのレポート課題を提出(計100点)で評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:当学科編実験テキスト |
その他 |
【履修にあたり】
課題は提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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