科目コード |
4022110 |
科目名 (英語名) |
測量 (Survey)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
2年 前期 前半 |
担当教員 |
江川嘉幸、安藤正人(外部講師) |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 実習 |
授業概要 |
【目的】
測量機器の使用方法・測定値の計算方法・測量図面の作図方法・工事測量について、実技を通して実務的基礎技術を習得する。
【到達目標】
- 建築測量の目的と必要性が理解できる。
- 各種測量機器の操作ができる。
- 水準測量の測定値から高低差の計算ができる。
- トランシット測量の測定値からトラバース計算と作図ができる。
- 遣り方の設置ができる。
【科目の位置付け】
建築分野の実践技術を習得するものであり、本校の教育・育成の重点事項①、育成する人材像と教育の重点項目①②③⑤、建築環境システム科教育目標②③⑥に対応する科目である。
この科目は、建築士試験受験資格取得のための指定科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
5日間の集中講義形式で1班4~5名の班編成で実習を行う。各班に仮想敷地を設定し、レベル、トータルステーションを各班1台割り当て実習課題に取り組む。
【日程】
- 1日目(第1回~4回)水準測量
- 2日目(第5回~8回)トランシット測量、(トラバース計算と作図)
- 3日目(第9回~12回)面積計算、ICT測量体験(電子レベル、GPS測量、3D測量等)
- 4日目(第13回~16回)現地測量(敷地図作図)、工事測量(遣り方設置)
- 5日目(第17回~20回)4日目と同じ内容を班交代で実施、講評
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成績の評価 |
【基準】
各種測量機器の操作ができること、測定値から測量計算と作図ができること、遣り方の設置方法を理解しているかを基準とする。
【方法】
全ての計算書およびレポート課題提出が成績評価の要件である。平常点(20点)、レポート課題(40点)、機器操作習熟度および計算書による評価(40点)の合計100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:図説建築測量、藤井衛、伊集院博、千葉一雄著、産業図書 |
その他 |
【履修にあたり】
測量実習に適した服装と履物を着用すること。各自の関数電卓で、角度の計算ができるよう事前学習してくること。測量機械の観測座標を基に2次元CADで測量図を作図するので、2次元CADの操作を復習しておくこと。授業後は教科書、配布資料を見返して復習し、不明な点は質問すること。レポート課題は、提出期限までに必ず提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓、定規、三角スケール
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