科目コード |
4022113 |
科目名 (英語名) |
制御工学実習 (Training of Control)
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対象学科 |
建築環境システム科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
志田長(外部講師) |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
自動制御にはいろいろな分類があります。設備でよく用いられるシーケンス制御とPID制御を中心に制御機器の構造まで理解することに加え,有接点シーケンスから,PLCの操作まで実習を行いながら設備技術者としてのシーケンス制御の基礎を学びます。
【到達目標】
- シーケンス制御,フィードバック制御の基本が説明できる
- 自己保持,インターロック,優先回路が説明できる
- シーケンス制御やPLCを用いた、応用回路の組み立てができる
【科目の位置付け】
建築設備分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点項目①、建築環境システム科教育目標①、③に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
講義による課題説明と電気電子回路の実験装置を用いて課題を行う。
【日程】
- 第1回 シーケンス制御,フィードバック制御の原理・仕組み
- 第2回 各種機器の構造とその動作機構の練習
- 第3回 有接点リレーと無接点リレー
- 第4回 シーケンス制御回路図①
- 第5回 シーケンス制御回路図②
- 第6回 シーケンス制御とタイムチャート①
- 第7回 シーケンス制御とタイムチャート②
- 第8回 論理回路
- 第9回 自己保持回路,インターロック回路
- 第10回 優先回路,順序動作回路
- 第11回 給排水設備のシーケンス制御①
- 第12回 給排水設備のシーケンス制御②
- 第13回 PLCによるシーケンス制御①
- 第14回 PLCによるシーケンス制御②
- 第15回 応用課題
- 第16回 試験と解説
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成績の評価 |
【基準】
課題・演習を通して、制御回路を理解すること。
【方法】
実技試験50点、期末試験50点(計100点)
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教科書・参考図書 |
教科書:やさしいリレーとシーケンサ,岡本裕生,オーム社 |
その他 |
【履修にあたり】
特になし。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし。
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