科目コード |
1011101 |
科目名 (英語名) |
制御工学概論 (Introduction to Control Engineering)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
中谷和弘 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
シーケンス制御及びフィードバック制御の制御工学技術を各種装置に適用する際の基本的な考え方を理解する。また、自動制御の基本となる古典制御理論に関する概念を理解し、制御系の諸特性を把握する。
【到達目標】
- 各種制御の基本概念を説明できる。
- 有接点シーケンスを構成する機器の動作原理や動作回路を説明できる。
- 無接点シーケンスを構成する機器の動作原理や動作回路を説明できる。
- フィードバック制御系の構成要素を説明できる。
【科目の位置付け】
制御の基本を理解するものであり、育成する人材像と教育の重点事項①、デジタルエンジニアリング科教育目標④、メカトロニクス科教育目標①、②に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書、スライド、板書を用いた講義を行う。
【日程】
- 第1回 自動制御系の分類と基本構成
- 第2回 有接点シーケンス制御の構成機器1
- 第3回 有接点シーケンス制御の構成機器2
- 第4回 シーケンス制御の基本回路1
- 第5回 シーケンス制御の基本回路2
- 第6回 シーケンス制御の基本回路3
- 第7回 試験および解説
- 第8回 フィードバック制御の基本
- 第9回 フィードバック制御の基礎理論
- 第10回 有接点シーケンスの基礎理論
- 第11回 無接点シーケンスの基礎理論
- 第12回 論理回路
- 第13回 ディジタル制御
- 第14回 自動制御の応用1
- 第15回 自動制御の応用2
- 第16回 試験および解説
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成績の評価 |
【基準】
シーケンス制御の動作原理や動作回路について、古典制御理論に関する概念を理解しているかを基準とする。
【方法】
中間試験(50点)、期末試験(50点)を合計し、100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:「エース制御工学」津村俊弘・前田裕著、朝倉書店 |
その他 |
【履修にあたり】
特になし
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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