科目コード |
1011102 |
科目名 (英語名) |
電気工学概論 (Introduction to Electrical Engineering)
|
対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
舩見洋祐 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
機械を動かすためには、電子機器や制御回路といった電子制御の知識が必要である。本講義では、その知識の根底にある電気について学び、基本的な直流回路や交流回路の解析方法を習得する。
【到達目標】
- オームの法則やキルヒホッフの法則などの諸定理を使って、直流回路を解析できる。
- 交流をフェーザ表示でき、インピーダンスを求めながら交流回路を解析できる。
- 直流回路、交流回路ともに、電力を求めることができる。
【科目の位置付け】
デジタルエンジニアリング科の教育目標である②および④、メカトロニクス科の教育目標である①、③および④を達成するための根底にある基礎知識である。
|
授業計画 |
【授業の方法】
基本的に教科書に沿って講義を進める。毎講義の始めに小テストを実施し、成績評価に加える。
【日程】
- 第1回 電気回路の表し方と回路の性質
- 第2回 オームの法則と電圧、電流の性質
- 第3回 直列、並列の合成抵抗とコンダクタンス
- 第4回 直列回路、並列回路、直並列回路の解析
- 第5回 分圧の法則
- 第6回 分流の法則
- 第7回 直流電力
- 第8回 中間試験と解析
- 第9回 キルヒホッフの法則(閉路電流法)による回路の解析
- 第10回 キルヒホッフの法則(接点電位法)による回路の解析
- 第11回 重ねの理による回路の解析
- 第12回 交流信号の表現とフェーザ表示
- 第13回 交流素子とインピーダンス
- 第14回 交流回路の解析
- 第15回 交流電力
- 第16回 期末試験と解説
|
成績の評価 |
【基準】
直流回路、交流回路とも、諸定理を使って解析できる。
【方法】
小テストの評価、中間試験および期末試験の評価をそれぞれ100点満点とする。これらの合計点を3で除し、60点以上を単位認定とする。
|
教科書・参考図書 |
教科書 : 入門 電気回路 基礎力アップ問題集、牛田啓太、技術評論社(2024) |
その他 |
【履修にあたり】
小テストを採点し返却するので、間違いを訂正して再提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
|