科目コード |
1011108 |
科目名 (英語名) |
基礎製図 (Fundamentals of Drawing)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
加藤和憲 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
ものづくりは、設計者の構想を情報として図面に表現するところから始まる。この情報を正確に伝達するには、一定のルールに基づく必要がある。基礎製図では、共通のルールであるJIS製図規格を中心に製図法の基礎を学び手描きと2次元CADによる図面作成を習得する。
【到達目標】
- 投影法が理解できる。
- JIS製図規格に基づく製図法が理解できる。
- 機械要素の製図が描ける。
- 寸法記入法の基本が理解できる。
- サイズ公差とはめあいの基本が理解できる。
- 幾何公差の基本が理解できる。
- 組立図が理解できる。
- スケッチによる製図ができる。
- 2次元CADの操作ができる。
【科目の位置付け】
機械製図の基礎を学ぶ授業である。この授業の理解なしに機械図面の作成は不可能である。育成する人材像と教育の重点事項①、②、③、デジタルエンジニアリング科教育目標①、メカトロニクス科教育目標①、②に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
映像及び教科書を用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
- 第1回 機械製図の必要性、製図規格
- 第2回 投影法による形状の表し方
- 第3回 主投影図の選定方法
- 第4回 CAD操作方法1
- 第5回 CAD操作方法2
- 第6回 断面図の表し方
- 第7回 図形の省略、特殊図示法
- 第8回 寸法記入法
- 第9回 寸法記入演習1
- 第10回 寸法記入演習2
- 第11回 寸法記入演習3
- 第12回 寸法記入演習4
- 第13回 サイズ公差、はめあい、幾何公差、表面性状
- 第14回 主な機械要素 ねじ
- 第15回 主な機械要素 軸、軸受
- 第16回 主な機械要素 歯車
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成績の評価 |
【基準】
毎回の課題提出物の完成度を基準とする。
【方法】
課題提出による評価(100点)を100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:初心者のための機械製図(第5版)藤本元・御牧拓郎監修森北出版
参考書:配布プリント |
その他 |
【履修にあたり】
授業後に復習し理解を定着させること。課題を確実に提出すること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
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