科目コード |
1011109 |
科目名 (英語名) |
生産工学 (Industrial Engineering)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
2年 前期 前半 |
担当教員 |
山口俊憲 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
生産現場では、品質、コスト、納期、安全(QCDS)を考慮したものづくりを行う必要がある.このQCDSを実現するために必要となる考え方と現場の改善方法に関する技術を学ぶ.
【到達目標】
- 生産とは何かについて説明することができる。
- QCDSについて説明できる.
- 各生産システムのメリット・デメリットについて説明できる。
- 人間を中心に考えた生産システムについて説明できる。
- デザイン思考に基づく現場改善について説明できる.
- 工場の自動化・スマート化について説明できる
- 工程分析・動作解析を行う事ができる。
- 標準化の必要性について説明することができる。
【科目の位置付け】
専門分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①②⑤⑥⑧、メカトロニクス科の教育目標①⑥、デジタルエンジニアリング科の教育目標①に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
使用ツール:スライド,ICT
授業形式:講義,演習,ディスカッション,グループワーク,プレゼンテーション
【日程】
- 第1回 オリエンテーション,ものづくり現場の背景
- 第2回 生産とは、標準化とは
- 第3回 テーラの科学的管理法
- 第4回 生産方式の比較
- 第5回 品質管理と統計手法
- 第6回 MRP
- 第7回 工場の自動化・スマート化,人間を中心に考えた生産システム
- 第8回 安全と効率,デザイン思考に基づく現場改善
- 第9回 IE手法の基本的な考え方の説明
- 第10回 工程分析手法の説明
- 第11回 工程分析の実施
- 第12回 動作分析手法の説明
- 第13回 動作分析の実施
- 第14回 生産改善の取組み事例紹介
- 第15回 まとめと試験
- 第16回 試験の解説
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成績の評価 |
【基準】
現代社会に適合した生産システムの基本について理解し、また、IE手法を用いた現場分析と提案の基本的な進め方を理解しているかを基準とする。
【方法】
試験(60%)、レポート(40%)
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教科書・参考図書 |
教科書:「IEの強化書、日本IE協会、日刊工業新聞社」
参考書:「理論から手法まできちんとわかるトヨタ生産方式、小谷重徳、日刊工業新聞社」、
エンジニアのためのデザイン思考入門、齊藤滋規、翔泳社」、 |
その他 |
【履修にあたり】
この講義で修得した事柄は特に生産システム実習で活用するため、資料などを保管しておくこと
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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