科目コード |
1012102 |
科目名 (英語名) |
機械工学実験 (Experiment of Mechanical Engineering)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
2年 前期 |
担当教員 |
加藤和憲,小笠原誠,中谷和弘,木村昇之介 |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
実験 |
授業概要 |
【目的】
機械の組織、材料物性、材料力学、機械加工、精密測定、機械振動、油空圧についての基礎的理論を実験によって理解を深めるとともに、機械工学分野の基礎的な実験手法を修得する。実験をとおしてグループの学生とディスカッションし、グループ活動、実験の計画、遂行法、機械工学の基礎を学ぶ。レポート作成により、工学的知識の継続的な学習法や問題点の整理、考察と表現法について学ぶ。
【到達目標】
- 実験テキストと担当者の説明から実験計画を作成することができる。
- 実験結果のデータの整理ができる。
- 実験結果について考察し適切に表現できる。
【科目の位置付け】
機械系の実験法を修得し、結果に対する考察能力を身につける科目である。育成する人材像と教育の重点事項①、③、⑤、デジタルエンジニアリング科教育目標①、⑤、メカトロニクス科教育目標①に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
実験を行う。3班編成でローテーションする。
【日程】
- 第1回 油圧ポンプの性能測定
- 第2回 油圧作動油の物性値測定
- 第3回 空気圧機器の特性測定 動作特性
- 第4回 空気圧機器の特性測定 速度制御弁の特性
- 第5回 空気圧機器の特性 測定結果のまとめ
- 第6回 硬さ試験(HRC,HV,HBS,HS)
- 第7回 焼入/焼戻し実習
- 第8回 焼入/焼戻し後の硬さ試験
- 第9回 振動実験 片持ち梁 (B-1)自由振動実験、(B-2)加振器による共振周波数とモードシェイプ
- 第10回 振動実験 データ整理
- 第11回 はりの曲げ試験 ひずみゲージの原理と使い方
- 第12回 はりの曲げ試験 ひずみとたわみの測定
- 第13回 引張試験
- 第14回 切削抵抗 切削動力計の原理と使い方
- 第15回 切削抵抗 回転数・切込み量・送り速度の影響評価
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成績の評価 |
【基準】
実験レポートの完成度および実験に取り組む姿勢を基準とする。
【方法】
レポートによる評価(80点)、授業参加態度による評価(20点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:「ものつくり技術者のための実践機械工学実験書」実践教育訓練研究協会出版局
教科書:自作プリント |
その他 |
【履修にあたり】
特になし
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
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