科目コード |
1021104 |
科目名 (英語名) |
油空圧機器 (Hydraulics and Pneumatics)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
2年 前期 前半 |
担当教員 |
加藤和憲 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
機械システムの駆動力として油圧シリンダや空気圧シリンダが多用されている。本科目では、油圧・空気圧の原理、特徴を学び、油圧・空気圧システムの設計に必要な機器の選定法、制御法の基礎について学ぶ。
【到達目標】
- 空気圧システム・油圧システムの特徴について説明できる。
- 空気圧油圧システムを理解するために必要な流体力学について説明できる。
- 空気の性質について説明できる。
- 油圧作動油の性質について説明できる。
- 油圧回路の動作について説明できる。
- 空気圧回路の動作について説明できる。
- 空気圧システムの機器選定ができる。
- 油圧システムの機器選定ができる。
- 空気圧・油圧システムのシーケンス回路の動作について説明できる。
- 空気圧機器のサイジング設計ができる。
【科目の位置付け】
製造機器、特にFAシステムで多用される要素を学ぶ科目である。育成する人材像と教育の重点目標①、デジタルエンジニアリング科教育目標②、④、メカトロニクス科教育目標①、④に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
自作テキスト、スライド、アニメーションを用いた講義
【日程】
- 第1回 油圧、空気圧の概要
- 第2回 油空圧機器、その他機器の比較
- 第3回 空気圧機器
- 第4回 空気圧回路
- 第5回 油圧機器
- 第6回 油圧回路
- 第7回 空気の基本性質
- 第8回 油圧作動油の性質
- 第9回 圧力
- 第10回 理想気体の準静的過程
- 第11回 湿り空気、乾き空気、水蒸気
- 第12回 ドレン量の計算
- 第13回 流体の基礎式
- 第14回 圧力損失
- 第15回 シーケンス制御の基礎
- 第16回 空気圧機器のサイジング設計
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成績の評価 |
【基準】
提出した課題の完成度を基準とする。
【方法】
課題提出による評価(100点)を100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:自作テキスト
参考書:中西康二、基礎から学ぶ空気圧技術、オーム社 |
その他 |
【履修にあたり】
復習をすること
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
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