科目コード 1021105
科目名
(英語名)
パワーエレクトロニクス
(Power Electronics)
対象学科 デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科
開講時期 2年 前期
担当教員 奥山正
単位数 2単位
開講形態 講義
授業概要 【目的】
機械システムには、その動力としてモータがよく使われている。パワーエレクトロニクスでは、機械システムに使われる基本的なモータの動作原理や特徴について学習する。
【到達目標】
  1. DCモータの動作原理や特徴を説明できる。
  2. 同期モータの動作原理や特徴を説明できる。
  3. インダクションモータの動作原理や特徴を説明できる。
  4. ステッピングモータの動作原理や特徴を説明できる。
  5. サーボモータの構造を理解し、その特徴を説明できる。
【科目の位置付け】
機械システムにおける動力としてのモータの基本を学ぶとともに、育成する人材像と教育の重点事項①、メカトロニクス科の教育目標①に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書を用いた講義を行う。
【日程】
  • 第1回 電磁気学の基礎(右ねじの法則、電磁誘導の法則)
  • 第2回 電磁気学の基礎(フレミングの左手の法則)、モータの定義・分類
  • 第3回 ソレノイドの原理、リニアモータの原理
  • 第4回 DCモータの動作原理、ブラシと整流子(コミュテータ)
  • 第5回 DCモータの回転速度、トルク、駆動方式
  • 第6回 DCモータの分類と特徴1、速度-トルク特性
  • 第7回 DCモータの分類と特徴2、速度-トルク特性
  • 第8回 中間試験および解説
  • 第9回 インダクションモータの動作原理と特徴、うず電流、すべり
  • 第10回 インダクションモータの速度-トルク特性
  • 第11回 同期モータの動作原理と特徴
  • 第12回 ステッピングモータの動作原理と特徴、だっ調
  • 第13回 ステッピングモータの速度-トルク特性、駆動方法と駆動回路
  • 第14回 ステッピングモータの回転角度、回転速度
  • 第15回 サーボモータの構成と特徴
  • 第16回 期末試験と解説
成績の評価 【基準】
モータの種類とその特徴を理解しているかを基準とする。
【方法】
中間試験(50点)、期末試験(50点)を合計し、100点満点で生遺跡評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:モータ技術のすべてがわかる本、赤津観監修、ナツメ社
その他 【履修にあたり】
特になし
【この授業・実習に必要な機材】
特になし