科目コード 1021107
科目名
(英語名)
機械設計 Ⅱ
(Design of Machine Ⅱ)
対象学科 デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科
開講時期 1年 後期
担当教員 小笠原誠
単位数 2単位
開講形態 講義
授業概要 【目的】
機械や構造物は一般的に比較的単一の機能を持つ要素(機械要素)から構成されている。これらの要素の構造、性能を理解し、基本的な設計方法について学ぶ。
【到達目標】
  1. 歯車の設計ができる。
  2. 巻掛け伝動装置の設計ができる。
  3. ブレーキの設計ができる。
  4. ばねの設計ができる。
  5. 配管および油圧の設計ができる。
  6. 溶接およびリベット継手の設計ができる。
【科目の位置付け】
機械工学の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①とデジタルエンジニアリング科教育目標①、メカトロニクス科教育目標①に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 歯車の種類、歯形各部の名称
  • 第2回 歯形の創成、転位歯車、歯車各部の寸法計算
  • 第3回 中心距離、かみ合い率
  • 第4回 平歯車の歯の強さ
  • 第5回 巻き掛け伝動装置、平ベルト伝動、Vベルト伝動、歯付きベルト伝動
  • 第6回 ベルトの長さ計算
  • 第7回 ローラーチェーンとスプロケット
  • 第8回 ブレーキの種類
  • 第9回 制動力の計算
  • 第10回 ばねの種類
  • 第11回 ばね定数の計算
  • 第12回 管、管継手
  • 第13回 弁
  • 第14回 油圧機器と回路
  • 第15回 溶接およびリベット継手
  • 第16回 まとめと試験
成績の評価 【基準】
歯車、ベルト、ブレーキ、ばねの選定とそれらを用いた機械設計ができることを基準とする。
【方法】
期末試験を100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:機械設計入門 第4版 大西清著 オーム社
その他 【履修にあたり】
復習をすること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓