科目コード |
1022101 |
科目名 (英語名) |
機械工作実習Ⅰ (Training of Machining Ⅰ)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
1年 前期 |
担当教員 |
木村昇之介、設楽清(外部講師) |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
実習 |
授業概要 |
【目的】
ものづくりの基本である汎用工作機械による機械加工法を学び、簡単な機械部品を加工できる技能を修得する。また、機械加工作業における安全作業法を習得する。
【到達目標】
- 旋盤加工作業ができる。
- フライス盤加工作業ができる。
- 基本的な測定作業ができる。
【科目の位置付け】
機械工作法の基礎を学ぶものであり、教育の重点事項①、デジタルエンジニアリング科教育目標⑤、メカトロニクス科教育目標①に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
機械工作に関する実習である。3テーマを班編成でローテーションする。
【日程】
- 第1回 測定(スケール、ノギス、外側マイクロメータ)
- 第2回 旋盤作業1
- 1.1旋盤の概要(構造、特徴、加工の種類、各部名称、保守)
- 1.2機械操作(取り扱いと保守、切削条件の設定、ハンドル・レバーの操作等)
- 1.3作業段取り(材料取付、バイトの取付等)
- 1.4安全衛生(安全における要点、衛生における要点)
- 第3回 旋盤作業2
- 2.1端面切削(端面荒、仕上げ加工)
- 2.2外径切削(外径荒、仕上げ加工)
- 2.3安全衛生(安全における要点、衛生における要点)
- 第4回 旋盤作業3
- 3.1端面切削(端面荒、仕上げ加工)
- 3.2外径切削(外径荒、仕上げ加工)
- 3.3安全衛生(安全における要点、衛生における要点)
- 第5回 旋盤作業4
- 4.1端面切削(端面荒、仕上げ加工)
- 4.2外径切削(外径荒、仕上げ加工)
- 4.3丸棒切削(反転取り付け、心もみ、心出し)
- 4.4安全衛生(安全における要点、衛生における要点)
- 第6回 旋盤作業5
- 5.1端面切削(端面荒、仕上げ加工)
- 5.2外径切削(外径荒、仕上げ加工)
- 5.3丸棒切削
- 5.4安全衛生(安全における要点、衛生における要点)
- 第7回 旋盤作業6
- 6.1端面切削(端面荒、仕上げ加工)
- 6.2外径切削(外径荒、仕上げ加工)
- 6.3内径切削(内径荒、仕上げ加工)
- 6.4丸棒切削
- 6.5安全衛生(安全における要点、衛生における要点)
- 第8回 旋盤作業7
- 7.1端面切削(端面荒、仕上げ加工)
- 7.2外径切削(外径荒、仕上げ加工)
- 7.3内径切削(内径荒、仕上げ加工)
- 7.4丸棒切削(反転取り付け、心出し)
- 7.5安全衛生(安全における要点、衛生における要点)
- 第9回 フライス盤作業1(正面フライス、6面体加工、面取り)
- 第10回 フライス盤作業2
- 第11回 フライス盤作業3
- 第12回 フライス盤作業4(エンドミル、溝加工、面取り)
- 第13回 フライス盤作業5
- 第14回 フライス盤作業6
- 第15回 フライス盤作業7(キリ、ザグリ)
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成績の評価 |
【基準】
各作業に対する理解度と、課題製作物の完成度を基準とする。
【方法】
実習参加態度(20点)と加工品の完成度(80点)各班の平均による評価をおこなう。100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:各作業の自作テキスト |
その他 |
【履修にあたり】
各作業においては作業服、安全靴、安全帽、保護眼鏡を着用すること。復習をすること。
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓、作業服、安全靴、安全帽、保護眼鏡、150mmスケール
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