科目コード 1031302
科目名
(英語名)
数学Ⅱ
(MathematicsⅡ)
対象学科 デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科
開講時期 1年 前期
担当教員 遠藤龍介(外部講師)
単位数 2単位
開講形態 講義
授業概要 【目的】
技術者に必要な数学的能力は、様々な現象や事象をなるべく矛盾なく説明できる数学的モデルを作り、その答を求めることである。本科目では、微分の理論を道具として用いるために必要な基礎知識を学び,微分の基本的演算ができるようになることを目指す。
【到達目標】
  1. 微分の意味と微分計算ができる。
  2. 逆関数および合成関数の意味を理解し微分演算ができる。
  3. 多項式,三角関数,指数関数等の計算および微分演算ができる。
  4. 微分の応用として関数のグラフの概形が描ける。
【科目の位置付け】
数学の基礎知識を学び、技術者に必要な数学的能力を身に付けるものであり、育成する人材像と教育の重点事項①に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書や配布プリントにもとづき、板書・スライドによる講義、および演習を行う。
【日程】
  • 第1回 ガイダンス,数列の極限
  • 第2回 極限の性質
  • 第3回 級数の発散・収束
  • 第4回 関数の極限
  • 第5回 微分係数,導関数,多項式の微分
  • 第6回 分数関数の微分,無理関数の微分
  • 第7回 積の微分,商の微分
  • 第8回 まとめと中間テスト
  • 第9回 合成関数の微分
  • 第10回 逆関数の微分
  • 第11回 指数関数および対数関数とその微分
  • 第12回 三角関数とその微分
  • 第13回 微分の応用(関数の増減,極大極小,微分と近似,いろいろな変化率)
  • 第14回 まとめと期末テスト
  • 第15回 テスト解説と補足
成績の評価 【基準】
種々の関数の微分演算ができること、および、微分の意味にもとづいて関数の増大を調べることができ、グラフの概形が書けることを基準とする。
【方法】
中間テスト(30点)、期末テスト(30点)、レポート・小テスト(20点)、授業参加態度(20点)の合計で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:上野健爾(監修),微分積分1(第2版)(高専テキストシリーズ),森北出版
参考書:高校時代使用した数学の教科書全部
その他 【履修にあたり】
復習はしっかりすること。演習問題をこまめに解くこと。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし