科目コード |
1031303 |
科目名 (英語名) |
数学Ⅲ (MathematicsⅢ)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科,メカトロニクス科 |
開講時期 |
1年 後期 |
担当教員 |
遠藤龍介(外部講師) |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
技術者に必要な数学的能力は,様々な現象や事象をなるべく矛盾なく説明できる数学的モデルを作り,その答を求めることである。本科目では,積分の理論を道具として用いるために必要な基礎知識を学び,基本的な積分計算ができるようになることを目指す。
【到達目標】
- 積分の定義を理解し多項式,無理関数の簡単な積分計算ができる。
- 三角関数,指数関数,対数関数,有理関数などを含む簡単な関数の積分計算ができる。
- 置換積分法や部分積分法の意味を理解しそれらを積分計算に応用できる。
- 面積や体積などを積分を用いて求めることができる。
- 速度から移動距離を積分を用いて求めることができる。
【科目の位置付け】
数学の基礎知識を学び、技術者に必要な数学的能力を身に付けるものであり、育成する人材像と教育の重点事項①に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書や配布プリントにもとづき、板書・スライドによる講義、および演習を行う.
【日程】
- 第1回 微分の復習
- 第2回 不定積分と原始関数
- 第3回 不定積分の性質,基本的な関数の不定積分
- 第4回 不定積分の置換積分法その1
- 第5回 不定積分の置換積分法その2
- 第6回 不定積分の部分積分法
- 第7回 まとめと中間テスト
- 第8回 区分求積法と定積分
- 第9回 定積分と微分積分学の基本定理
- 第10回 定積分の置換積分法
- 第11回 定積分の部分積分法
- 第12回 いろいろな関数の定積分
- 第13回 定積分の応用(面積,体積,位置と速度)
- 第14回 まとめと期末テスト
- 第15回 テスト解説と補足
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成績の評価 |
【基準】
基本的な関数の不定積分・定積分ができ、置換積分法・部分積分法を用いた計算ができること、および、定積分の意味を理解して、面積などの問題に応用できることを基準とする。
【方法】
中間テスト(30点)、期末テスト(30点)、レポート・小テスト(20点)、授業参加態度(20点)の合計で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:上野健爾(監修),微分積分1(第2版)(高専テキストシリーズ),森北出版(数学IIと同じ)
参考書:高校時代使用した数学の教科書全部 |
その他 |
【履修にあたり】
復習はしっかりすること。演習問題をこまめに解くこと。
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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