科目コード 1121103
科目名
(英語名)
測定法
(Mechanical Mesurement)
対象学科 デジタルエンジニアリング科
開講時期 1年 後期 後半
担当教員 小笠原誠
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
機械加工の精度を向上させるには、測定技術も向上させる必要がある。各種測定法の基本原理について学ぶ。
【到達目標】
  1. 測定誤差について説明できる。
  2. 測定機器の種類について説明できる。
  3. 寸法測定の原理と種類について説明できる。
  4. 比較測定の原理について説明できる。
  5. 角度測定の原理と種類について説明できる。
  6. 表面性状の定義について説明できる。
  7. 三次元測定機について説明できる。
  8. 万能投影機について説明できる。
【科目の位置付け】
機械工学の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①とデジタルエンジニアリング科教育目標⑤に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
教科書およびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 測定の基本、公差と精度、測定誤差
  • 第2回 日本産業規格、長さの単位と標準
  • 第3回 線度器の種類、ねじによる測定、端度器による測定
  • 第4回 限界ゲージ、比較測定器、デジタルスケール
  • 第5回 ノギス、外側マイクロメータ、ハイトゲージ
  • 第6回 内外径、高さの測定演習
  • 第7回 マイクロメータの精度確認
  • 第8回 シリンダゲージ、内側マイクロメータ、3点マイクロ
  • 第9回 内径の測定演習
  • 第10回 ダイヤルゲージ
  • 第11回 万能投影機
  • 第12回 三次元測定機
  • 第13回 ねじの測定
  • 第14回 歯車の測定
  • 第15回 表面性状
  • 第16回 まとめと試験
成績の評価 【基準】
測定原理を理解し、適切な測定器を選択・使用できることを基準とする。
【方法】
試験(50%)、演習レポート(50%)
教科書・参考図書 教科書:機械測定法 職業能力開発大学校能力開発研究センター 雇用問題研究会
その他 【履修にあたり】
復習をすること
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓