科目コード 1122101
科目名
(英語名)
金型加工実習
(Training of Die and Mold Manufacturing)
対象学科 デジタルエンジニアリング科
開講時期 2年 前期 後半
担当教員 加藤和憲,庄司英明,木村昇之介
単位数 8単位
開講形態 実習
授業概要 【目的】
金型加工実習では、設計で描いた図面をもとに、各種工作機械による金型部品の切削・研磨加工から金型の組立て・調整まで一連の作業を行い、金型の製作方法全般について学ぶ。
【到達目標】
  1. マシニングセンタ、放電加工機、研削盤などの機械操作とプログラムができる。
  2. 金型図面を理解し、製作方法の立案、工程計画を作成できる。
  3. 作製された金型部品および金型を設計仕様と比較し、評価・修正ができる。
【科目の位置付け】
デジタルエンジニアリング科の総合製作課題を製作する授業である。育成する人材像と教育の重点事項①、②、③、④、⑤、デジタルエンジニアリング科教育目標②、③、④、⑤に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
金型設計実習において設計した金型の加工実習を行う。
【日程】
  • 第1~2回 設計仕様の確認と製作方法の立案
  • 第3~4回 マシニングセンタ、ワイヤーカット放電加工機の段取りおよび加工法
  • 第5回 研削加工および仕上げ加工方法
  • 第6~13回 モールド金型部品の加工
  • 第14~15回 モールド金型加工部品の寸法測定と評価
  • 第16~17回 モールド金型の組立て・調整
  • 第18~19回 モールド金型性能の評価
  • 第20~26回 プレス金型部品の加工
  • 第27~28回 プレス金型加工部品の寸法測定と評価
  • 第29~30回 プレス金型の組立て・調整
  • 第31~32回 プレス金型性能の評価
成績の評価 【基準】
実習中の課題の作成状況と理解度を基準とする。
【方法】
平常点(30点)と金型製作物(70点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 特になし
その他 【履修にあたり】
作業着、安全靴、保護帽、保護眼鏡を着用のこと
【この授業・実習に必要な機材】
(使用設備:NC工作機械、フライス盤、研削盤、三次元測定機)