科目コード |
1122102 |
科目名 (英語名) |
プレス加工実習 (Training of Press Forming)
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対象学科 |
デジタルエンジニアリング科 |
開講時期 |
2年 後期 |
担当教員 |
来次浩之(外部講師) |
単位数 |
4単位 |
開講形態 |
講義, 実習 |
授業概要 |
【目的】
プレス加工実習では、プレス機械の構造、プレス加工の段取りおよび加工方法を学ぶため、金型加工実習で製作した金型を用いて、実際に打ち抜き加工を行う。加工部品の寸法形状測定および破断面観察を通して成形品の評価法を理解する。さらに、プレス加工に関する各種実験を実施し、加工の理論の実際を体験的に学ぶ。
【到達目標】
- プレス機械の構造が理解できる。
- プレス機械の安全な操作法が理解できる。
- 成形品の評価ができる。
- 技能検定試験課題が理解できる。
- プレス加工に及ぼす影響因子が理解できる。
- プレス金型の取り付け・取り外しができる。
【科目の位置付け】
プレス加工の理論を実習をとおして学ぶ。育成する人材像と教育の重点事項①、③、⑤、デジタルエンジニアリング科教育目標③に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
教科書を用いた講義ならびに実習を行う。
【日程】
- 第1回 プレス加工の基礎
- 第2回 安全作業について
- 第3回 プレス機械の各部
- 第4回 プレス機械操作法
- 第5回 金型の取り付け
- 第6回 金型メンテナンス
- 第7回 被加工物の物性値
- 第8回 プレス加圧力の測定
- 第9回 成形品の評価(寸法、バリ、そりなど)
- 第10回 クリアランスとせん断面
- 第11回 絞り加工実験(成形限界図)
- 第12回 金属プレス加工技能検定試験課題について
- 第13回 エリクセン試験
- 第14回 ブランクホルダー荷重
- 第15回 加工油と成形性
- 第16回 まとめと試験
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成績の評価 |
【基準】
作業内容の理解度を基準とする。
【方法】
平常点(30点)、小テスト(70点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
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教科書・参考図書 |
教科書:プレス現場の観察ノート村上智広日刊工業新聞社
参考書:プレス作業者安全必携中央労働災害防止協会
参考書:グラインダ安全必携中央労働災害防止協会 |
その他 |
【履修にあたり】
特になし
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓
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