科目コード 1131102
科目名
(英語名)
CAE特論
(Colloquium of Computer Aided Engineering)
対象学科 デジタルエンジニアリング科
開講時期 2年 前期 後半
担当教員 加藤和憲,庄司英明
単位数 2単位
開講形態 講義, 演習
授業概要 【目的】
コンピュータの発達により、ものづくりにおいて有限要素法による構造解析や流体解析などが盛んに取り入れられている。本講では解析の理論および現状、解析手法を学び、三次元モデルを利用した樹脂流動解析、プレス加工解析の結果について検証を行う。
【到達目標】
  1. 解析の基礎理論が理解できる
  2. CAE技術の現状が理解できる。
  3. 樹脂流動解析を実行できる。
  4. プレス加工解析を実行できる。
  5. 解析結果の分析ができる。
【科目の位置付け】
樹脂流動とプレス加工に関するシミュレーション技術を学ぶ。育成する人材像と教育の重点事項①、②、デジタルエンジニアリング科教育目標①に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
テキストおよびスライドを用いた講義ならびに演習を行う。
【日程】
  • 第1回 射出成形機の射出条件
  • 第2回 射出成形で発生する問題、樹脂流動解析モデルの作成と解析条件
  • 第3回 充填・保圧解析
  • 第4回 エアトラップ解析
  • 第5回 ランナーバランス解析
  • 第6回 冷却・反り解析
  • 第7回 オリジナルモデルの作成と充填・保圧解析
  • 第8回 樹脂流動解析結果のまとめと評価
  • 第9回 プレス加工の概要
  • 第10回 プレス成形解析 データベースの操作
  • 第11回 プレス成形解析 メッシュ生成
  • 第12回 プレス成形解析 簡易解析
  • 第13回 プレス成形解析 詳細解析 上型、下型、バインダー、ブランク
  • 第14回 プレス成形解析 詳細解析 解析の設定
  • 第15回 プレス成形解析 解析結果の評価
  • 第16回 ブランク解析
成績の評価 【基準】
実習中の課題の作成状況と理解度および課題提出物を基準とする。
【方法】
平常点(30点)、課題提出物(70点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:各種解析の配布資料
その他 【履修にあたり】
特になし
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓