科目コード |
1221102 |
科目名 (英語名) |
計測工学 (Measurement Engineering)
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対象学科 |
メカトロニクス科 |
開講時期 |
1年 後期 後半 |
担当教員 |
舩見洋祐 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
機械装置の制御においては、装置の動力学的および静的な内部状態や、装置の外部環境といった様々な情報を取得する必要がある。本講義では、こういった情報のセンシング法やセンシングデバイスを学び、取得した情報の精度評価法について学ぶ。
【到達目標】
- 物理量の単位を説明できる。
- センシングデバイスのセンシング原理を説明できる。
- センシングデバイスの実用例を説明できる。
- 自動化機器にセンシングデバイスを組込む方法を説明できる。
【科目の位置付け】
メカトロニクス科の教育目標である①、③、④および⑤において、本講義で学ぶセンシングデバイスの知識は必須である。
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授業計画 |
【授業の方法】
基本的に教科書の内容に即して講義を進める。毎講義の始めに小テストを実施し、成績評価に加える。講義の板書ノートも成績評価の対象とする。
【日程】
- 第1回 測定と計測およびセンシング
- 第2回 物理量のSI基本単位、SI組立単位、SI接頭語
- 第3回 有効数字と誤差を考慮した演算
- 第4回 測定の誤差、精密さと正確さ、信頼性
- 第5回 長さと角度の測定
- 第6回 変位と距離の測定、接触と近接の検知
- 第7回 質量、力、圧力の測定
- 第8回 中間試験と解説
- 第9回 速度と角速度、加速度と角加速度の測定
- 第10回 流速と流量の測定
- 第11回 温度と湿度の測定
- 第12回 磁界の測定と応用
- 第13回 光の測定と応用
- 第14回 臭い、味、化学、生体情報の測定
- 第15回 ロボットセンシングと多分野におけるセンシング技術
- 第16回 期末試験と解説
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成績の評価 |
【基準】
センシングデバイスの仕組み、および実用例と、自動化機器にセンシングデバイスを組込む方法を説明できる。
【方法】
小テストと板書ノートの評価を150点満点、中間試験と期末試験の評価をそれぞれ100点満点とする。これらの合計点を3.5で除し、60点以上を単位認定とする。
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教科書・参考図書 |
教科書 : センサ工学の基礎 第3版、山﨑弘郎、オーム社(2019) |
その他 |
【履修にあたり】
小テストを採点し返却するので、間違いを訂正して再提出すること。板書ノートも成績評価の対象なので、積極的に板書すること。
【この授業・実習に必要な機材】
本科目専用の大学ノートもしくはバインダー付きのルーズリーフ
関数電卓
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