科目コード |
1221105 |
科目名 (英語名) |
コンピュータ工学 (Computer Engineering)
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対象学科 |
メカトロニクス科 |
開講時期 |
2年 前期 後半 |
担当教員 |
舩見洋祐 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義 |
授業概要 |
【目的】
今日では、我々1人1人が持つほどコンピュータが普及してきた。これは、いわゆるパーソナルコンピュータと呼ばれるもので、仕事や学習もしくは趣味に活用されている。こういったコンピュータは、どのようなもので構成され動作しているのか、さらにはどのような仕組みで演算し計算しているのかを、本講義で学ぶ。
【到達目標】
- コンピュータの基本構成とその動作を説明できる。
- コンピュータ内におけるデータの表現と記憶および処理を説明できる。
- コンピュータ内における演算の流れを説明できる。
- コンピュータの基本的なプログラムを組める。
【科目の位置付け】
自動化機器を動かすのはコンピュータである。本講義でコンピュータの仕組みを知ることで、メカトロニクス科の教育目標である①、④および⑤を達成できる。
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授業計画 |
【授業の方法】
基本的に教科書に沿って講義を進める。毎講義の始めに小テストを実施し、成績評価に加える。講義の板書ノートも成績評価の対象とする。
【日程】
- 第1回 コンピュータの歴史
- 第2回 コンピュータの5大装置とプログラム内蔵方式
- 第3回 アナログ量のデジタル信号への変換
- 第4回 コンピュータ内の情報の表現(数値データ、文字データ)
- 第5回 コンピュータ内の情報の表現(画像データ、音声データ)
- 第6回 コンピュータ内の回路(アダー、デコーダ、セレクタ)
- 第7回 コンピュータ内の回路(レジスタ、カウンタ)
- 第8回 中間試験と解説
- 第9回 コンピュータ内で使われる機械語
- 第10回 中央演算処理装置の基本動作
- 第11回 中央演算処理装置の種類、高速化の手法
- 第12回 記憶装置の種類
- 第13回 信頼性を高めた情報の記憶方法
- 第14回 入出力装置とインタフェース
- 第15回 プログラムとアルゴリズム
- 第16回 期末試験と解説
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成績の評価 |
【基準】
コンピュータの基本構成とその動作、内部でのデータ管理、演算の流れを説明でき、基本的なプログラムを組める。
【方法】
小テストと板書ノートの評価を150点満点、中間試験と期末試験の評価をそれぞれ100点満点とする。これらの合計点を3.5で除し、60点以上を単位認定とする。
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教科書・参考図書 |
教科書 : 算数で読み解くコンピュータのしくみ、馬場敬信、技術評論社(2022) |
その他 |
【履修にあたり】
小テストを採点し返却するので、間違いを訂正して再提出すること。板書ノートも成績評価の対象なので、積極的に板書すること。
【この授業・実習に必要な機材】
本科目専用の大学ノートもしくはバインダー付きのルーズリーフ
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