科目コード 1222101
科目名
(英語名)
メカトロニクス実習
(Training of Mechatronics)
対象学科 メカトロニクス科
開講時期 2年 前期
担当教員 小野寺弘貴、中谷和弘
単位数 6単位
開講形態 実習
授業概要 【目的】
メカトロニクスとは、機械工学や電気・電子工学、そして情報工学を融合させることにより、高性能化・自動化を図る技術である。本実習のFAシステムは、アクチュエータ(モータ、空気圧機器)で機器(ロータリーテーブル、コンベア等)をシーケンス制御(シーケンサ、タッチパネル)する。メカトロニクスシステムを設計開発するために必要な、3次元CADアセンブリ、回路設計、プログラム作成の技術を修得する。
【到達目標】
  1. 3次元CADを利用したFA装置の機械設計ができる。
  2. FA装置の機械組立ができる。
  3. FA装置の電気回路設計および電気配線ができる。
  4. FA装置のプログラミングができる。
【科目の位置付け】
機械システムの基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①②、メカトロニクス科教育目標①②③④に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
スライドを用いた講義と実習を行う。
【日程】
  • 第1回 FA装置について
  • 第2回 アクチュエータ(空気圧機器)について
  • 第3回 アクチュエータ(モータ)と回路について
  • 第4回 センサについて
  • 第5回 FAユニットの分解・組立
  • 第6回 FAユニット①:設計
  • 第7回 FAユニット①:3DCAD(モデリング)
  • 第8回 FAユニット①:3DCAD(製図)
  • 第9回 FAユニット①:アセンブリ(組立)
  • 第10回 FAユニット②:設計
  • 第11回 FAユニット②:3DCAD(モデリング)
  • 第12回 FAユニット②:3DCAD(製図)
  • 第13回 FAユニット②:アセンブリ(組立)
  • 第14回 FAユニット③:設計
  • 第15回 FAユニット③:3DCAD(モデリング)
  • 第16回 FAユニット③:3DCAD(製図)
  • 第17回 FAユニット③:アセンブリ(組立)
  • 第18回 インターフェース(I/O)
  • 第19回 インターフェース(タッチパネル)について
  • 第20回 シーケンスプログラム①
  • 第21回 シーケンスプログラム②
  • 第22回 シーケンスプログラム③
  • 第23回 インターフェース設計
  • 第24回 インターフェースプログラム
成績の評価 【基準】
メカトロニクス機器であるFA装置の構成を理解し、分解・組立・制御できるかを基準とする。
【方法】
提出物(実習レポート、制御プログラム)による評価(100%)
教科書・参考図書 教科書:各種メーカのカタログなど
その他 【履修にあたり】
特になし
【この授業・実習に必要な機材】
関数電卓