科目コード 1222104
科目名
(英語名)
電子回路設計実習
(Training of Electronic Circuit Design)
対象学科 メカトロニクス科
開講時期 2年 前期
担当教員 奥山正,舩見洋祐
単位数 4単位
開講形態 実習
授業概要 【目的】
電子回路設計実習では、これまで電子工学および電子回路設計で学んできた知識を統合し、Arduinoを用いた電子回路システムの設計・製作を行う。これにより、機械システムの制御に必要な電子回路への理解を深めることを目的とする。
【到達目標】
  1. 様々な出力回路(LED回路、7セグメントLED回路)を設計・製作することができる。
  2. 各種スイッチのインターフェース回路を設計・製作することができる。
  3. 小型DCモータの駆動回路を製作することができる。
【科目の位置付け】
様々な回路を設計・製作を通して、育成する人材像と教育の目標①、③、メカトロニクス科の教育目標③に対応する科目である。
授業計画 【授業の方法】
各種回路の配線図を作成し、はんだ付けにより、電子回路基板の製作を行う。
【日程】
  • 第1回 電子回路基板製作のための基本的な考え方
  • 第2回~第4回 LED回路の設計・製作、および、動作確認
  • 第5回~第9回 7セグメントLED回路の設計・製作、および、動作確認
  • 第10回~第12回 スイッチ回路の設計・製作、および、動作確認
  • 第13回~第15回 自立型ロボットのモータドライバ回路の設計・製作、および、動作確認
  • 第16回 試験(基板の製作)および動作確認
成績の評価 【基準】
製作した基板が確実に動作し、はんだ付け作業の基本を守っているかを基準とする。
【方法】
製作物の完成度および習熟度による評価(80点)、試験時に製作した基板の完成度(20点)を合計し100点満点で成績評価を行い、60点以上を合格とする。
教科書・参考図書 教科書:自作プリント
その他 【履修にあたり】
製作などの進行には個人差がありますが、出来るだけ実習時間内に作業が終われるように努力すること。
【この授業・実習に必要な機材】
電子工具一式、作業服