科目コード |
1232102 |
科目名 (英語名) |
生産システム実習II (Training of Manufacturing System II)
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対象学科 |
メカトロニクス科 |
開講時期 |
2年 後期 前半 |
担当教員 |
山口俊憲 |
単位数 |
2単位 |
開講形態 |
講義, 演習 |
授業概要 |
【目的】
安全性を第一に産業用ロボットの教示を行うだけでなく、現場で活用方法に提案することができる。また、からくり装置の様々な機構を理解し、現場での活用方法について検討を行うことができる。
【到達目標】
- 様々な種類の産業用ロボットの特徴を説明できる。
- 機械安全について説明できる。
- からくり装置の機構を理解し、装置の組立てを行うことができる。
- ロボットなど様々な機器を導入するために必要な現場分析を行うことができる。
- 直交3軸ロボットと他の機器との連携方法について説明できる。
- 生産シミュレータの活用目的を理解し、基本操作ができる。
- 産業用、及び協働ロボットの基本的な教示操作ができる。
【科目の位置付け】
専門分野の基礎を学ぶものであり、育成する人材像と教育の重点事項①②③⑤⑥⑧、メカトロニクス科の教育目標①⑤⑥に対応する科目である。
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授業計画 |
【授業の方法】
使用ツール:スライド、ICT、産業用ロボット、協働ロボット、直交三軸ロボット、からくり装置
授業形式:講義,実習,ディスカッション,グループワーク
【日程】
- 第1回 講義・実習概要
- 第2回 機械安全とは(1)
- 第3回 機械安全とは(2)
- 第4回 自動化機器導入に向けた現状分析(1)
- 第5回 自動化機器導入に向けた現状分析(2)と振り返り
- 第6回 からくり装置と電動からくり装置
- 第7回 からくり装置組立(1)
- 第8回 からくり装置組立(2)
- 第9回 シンプル制御装置の活用(1)
- 第10回 シンプル制御装置の活用(2)と振り返り
- 第11回 直交ロボットを活用した現場改善事例
- 第12回 協働ロボットの操作(ファナック社製)
- 第13回 産業用ロボットの操作(三菱電機社製)
- 第14回 産業用ロボットの操作(デンソー他)
- 第15回 生産シミュレータ
- 第16回 生産現場の省人化と役割の変更の解説と振り返り
- 第17回 まとめと試験
- 第18回 試験の解説
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成績の評価 |
【基準】
現代社会におけるものづくりが置かれた状況を理解し、機械安全の考え方に基づいて自動化機器やからくり装置の開発を行うための基礎的な知識や安全を考慮したロボット操作ができることを評価基準とする。
【方法】
試験(70%)、実習課題と振り返り時の報告書(30%)
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教科書・参考図書 |
教科書:「産業用ロボットの安全必携特別教育用テキスト、中央労働災害防止協会」 |
その他 |
【履修にあたり】
安全衛生工学、基礎工学実験で配布された資料を活用すること
【この授業・実習に必要な機材】
特になし
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