佐藤俊一

ふるさとの未来を創る   
  「探究心」を持って
    学びにチャレンジ!

本校は、山形県の産業界の発展に寄与し貢献しうる、優れた実践的産業人を育成する目的で、平成5年4月に開校した全国で初めての県立職業能力開発短期大学校です。今年創立30周年を迎えます。
 開校以来、就職率はほぼ100%(県内就職率約90%)を維持し、これまで2,800名を超える卒業生が、県内有力企業を中心とした地元産業界を支えております。最新の教育機器を用い、経験豊かな教員による少人数教育と実践教育により優れた実践的技術者を輩出してまいりました。これからも、急激に変化する科学技術の進歩に追随し、高度化、多様化、さらには情報化が進展する産業構造に対応できる、柔軟性と創造性を備えたエンジニア、豊かな感性とコミュニケーション能力を身に付け、たくましく課題解決に向かう有為なる産業人を育成してまいります。
 さらに、昨年の構造改革特区法の改正により、令和7年4月から本校の修了生が山形大学工学部3年次に編入することが可能となります。本校2年間で身に付けた高度実践的な技術力に加え、大学において研究開発力やマネジメント力を進化させた高度人材の育成に期待が持たれます。
 山形県伝統の「ものづくり」、新しい情報社会を担うIot×AI、環境にやさしく人々の暮らしを支える社会基盤の創造、これらに関心があり、「探究心」をもって学びにチャレンジしたい人、知識と技術を身に着けこれからの社会を創ろうとする意欲に満ちた若者を、私たちはお待ちしています。
 結びに、県民の皆様からの温かいご支援とご協力を引き続きお願いし、あいさつといたします。

山形県立産業技術短期大学校長 佐藤 俊一

産技短とは